作曲三昧

作曲家十河陽一の日常、非日常日記。

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Jody Redhageさんと浄焔

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ニューヨークで私のチェロとピアノのための「浄焔」が
演奏されたという情報を頂いた。

とはいえ、それはずいぶん以前、今年の4月の話。
かれこれ半年前のこと。

演奏されたのは私の作品の最良の理解者の一人である、
ニューヨーク在住のピアニスト、佐藤ローデン千恵さん。
そして、チェロはJody Redhageさん。

私のようにクラシックの流れをくむ作曲家は、
五線譜に詳細に楽譜を書き込む。
我々の楽譜には、他のジャンルの音楽家の用いる楽譜に比べて、
比較にならないほど多くの情報量が書き込まれているから、
それを演奏するに見合う技量を持った演奏家であるならば、
楽譜さえあれば、いつでも、どこでも、誰にでも演奏できる。
民族、言語の枠を超えて、楽譜という国際共通語を手がかりに
作曲家のメッセージが解読され、再現されるのである。

現在のあらゆる芸術の中で、このような形態を取るのは
私の知る限り、クラシック音楽だけだろう。

もちろん楽譜といっても万能なわけではない。
生きてきた文化圏や、生きてきた時代、
性別や年齢等によって、
再現される音楽は、全く違ったものとなる。
作曲家である私が、思いもよらなかったような
解釈に出会うこともしばしば。
それが我々の仕事の醍醐味とも言える。

Jodyさんは、「浄焔」をニューヨークで何度も演奏されている。
昨年のCornelia Street Cafeでのライブや、
何年か前にあった私の個展等々・・・

でも私はその演奏を聴いたこともなければお会いしたこともない。
(というか、アメリカに行ったこともない)
どのような経歴の方かも全く知らない。

遅まきながらインターネットで検索してみたら、
チェリスト、作曲家、声楽家として、
ニューヨークの音楽界で精力的に活躍されている方とのこと。
そしてなんと、彼女の動画を発見。
エネルギッシュな演奏、そして透明な歌声、
ニューヨークのコンテンポラリーミュージックの熱気を
体現されている方だということをはじめて知った。

ジョディさんと千恵さんの「浄焔」、一度是非聴いてみたいものである。

Jody Redhageさんの演奏、Fire In July
http://vimeo.com/5046867

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