作曲三昧

作曲家十河陽一の日常、非日常日記。

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みやこ風韻旗揚げ公演

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まだまだ残暑が厳しい日々ですが、私は脳みそが沸騰するような猛暑の中、「みやこ風韻」という雅やかな名前の邦楽アンサンブルのための新作「華・くれない」と格闘しておりました。11月18日の旗揚げ公演のための委嘱作品ですから、8月半ば、3か月も前に完成したことになります。これはおそらく自己記録!

今回の仕事は、本格的な作品としては初めてとなる筝の勉強から。先ずは様々な箏の名曲の中からお気に入りの一曲を選んで数回聴く。私は作曲直前に数多くの曲を聴いて勉強することはしませんし、作曲中に他人の作品を聴くことも極力しません。どれだけ聴いても私のような洋楽系の作曲家にとっては所詮付け焼刃。それよりも楽器と自分との接点を模索し、そのイメージをふくらませて自分を信じて自分の流儀で書きあげるのが私の初物楽器との付き合い方。その方法で数多くの危機を乗り越えてきたのです。

お次は三木稔さんの名著「日本楽器法」を片手に、三好晃子若先生を訪ねてのミニレッスンの受講。そしていよいよ作曲に取りかかるのですが、今回は作曲中に何と楽団の親睦会が開催されました。私はそこで演奏者の方々の御顔と名前をしっかりインプット、皆さんの性格(酒癖?)も何となく感じられ、親近感も湧きます。

そして初練習では心配していたお箏もほぼイメージ通りに鳴り、ひとまず安心。ただし、17弦という低音部を受け持つ楽器の大きさは少々想定外。おしとやかなお師匠様方がやおら立ち上がり、ぐあしぐあしと鷲掴みするように豪快に演奏する姿には圧倒されました。練習を重ねる毎に、パート毎のバランス等を調整出来るのはとてもありがたく、やはり曲は早めに仕上げることが大切ですね。

メンバーは団長の三好芫山師、副団長の大谷祥子さんを始め名手揃い。第一楽章はそれぞれの楽器のソロを織り交ぜ、第二楽章では、コンサートの最後ということで、華やかな雰囲気を持たせてみました。コンサート詳細は後日アップいたします。

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