作曲三昧

作曲家十河陽一の日常、非日常日記。

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東京・春・音楽祭

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友人のととろおさんから
「東京・春・音楽祭での和谷泰扶さんのコンサートの動画がアップされているよー。
たまゆらも聴けるよー」と連絡を受けました。

首都圏での演奏会の中止が相次いでいる現状で、
和谷さんのコンサートは果たして無事開催されたのだろうか…
と思っておりましたが、行けなかった演奏会の動画を、まるごと音楽祭の公式ページで
観ることができるなんて、世の中便利になったものです。

ここです!

ただしこの音楽祭も、予定されていた演奏会の半分は中止とのこと。
震災の深刻な状況を鑑みてのことと思います。

さて・・・

作曲家がリハーサルに呼ばれて色々アドバイスすることはよくあります。
私の場合、どうぞ自由に演奏してくださいというタイプではありますが、
どうしても、色々いらんことを言ってしまいます。
結果として、楽譜に書きこまれた情報以上に、
私の思い入れで「色づけ」された演奏になりがちです。

自分の書いた楽譜が、必要な情報を演奏家に伝達し得ているかどうか、
それを冷静に判断できるのは、私のいないところで、
演奏家が自由に解釈して演奏されたものを聴くのが一番なのです。
そして、ひとつの演奏会の中で、自分の作品がどのように機能しているか、
それを確認できる貴重な機会でもあります。

和谷さんの演奏は、自信に裏付けられた落ち着きの中に、
今も変わらぬ誠実さを併せ持った、まさに「円熟」の境地。
また、ハープの福島青衣子さんの演奏は、
知性と感性のバランスのとれた、実に清々しいものでした。

お二人に感謝です。

写真は京都木屋町で咲いていた桜です。京都の桜っていつ見ても可憐なんですよね。

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