作曲三昧

作曲家十河陽一の日常、非日常日記。

あしてんと方向音痴

ここのところ、方向音痴がひどい。

数日前、年に数回通っているMAスタジオへ。
品川駅から京急への慣れているはずの乗り換えルートで
はたと立ち止まる。風景が違うのだ。
あわてて引き返したが後の祭り。
監督、カメラマン、編集、そしてクライアントの方々、
なぜかNHKの記者さんまで首を長くして待っておられた。

昨日は、その宮崎監督のお供で、大阪のABC朝日放送ラジオへ。
土地勘のない監督を地元の私が道案内するはずがまたしても見知らぬ風景。
私の方向音痴度を熟知している監督が、通りすがりのおじさんに
すかさず道を聞いて事なきを得たが、
そのまま進んでいたら悲劇を繰り返すところであった。

それにしても都会の風景は直線的で建物の顔がない。
右を向いても左を見ても、無個性なビルばかり。
私の方向感覚は狂いっぱなしなのである。

さて、監督の機転で無事収録を終えることが出来た番組は、
ABCラジオ(1008kHz)、ニュース探偵局。
ドキュメンタリー映画「あした天気になる?」への、
宮崎監督の熱い思いをたっぷりと聞く事が出来るでしょう。
放送は12月に入ってからとのこと。
これをきっかけに、「あしてん」自主上映の輪が
関西でも広がることを期待!

また、テーマ曲等も紹介される予定。
ちなみに私も飛び入りで少し話しています。
(時間の関係でカットされるかも・・・)

PageTop

吹奏楽のための『月虹』

gekou
昨年、高槻市文化振興事業団設立20周年記念委嘱曲として作曲した、
吹奏楽のための『月虹〜ルナ・レインボウ〜』が、
初演団体である高槻市音楽団管楽部の
創部50周年記念コンサートで演奏されます。
これは、私にとっての地元高槻からの文化の発信計画第一弾です。
(ちなみに第二弾は先日初演したミュージカルファンタジー「ふなや」)。
CD付スコア及びパート譜が、高槻市文化振興事業団から出版(おそらく無料?)されており、
特定非営利法人 高槻ブロードキャスト Radio 171のホームページにて、全曲試聴できます。

★スコアご希望の方は、こちらにお問い合わせ下さい。

★試聴はこちらです。

-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高槻市音楽団管楽部創部50周年記念
第70回定期演奏会

2009年11月1日(日)13:30開場 14:00開演
入場無料

場所:高槻市現代劇場大ホール

曲目:『ローマの松』レスピーギ、『月虹』十河陽一ほか

★演奏会のお問い合わせはこちらです。

PageTop

ホームグラウンド

piano.jpg
私たちが高槻で音楽活動を始めたのは17,8年前のこと。
当時から自分たちの理想を発信していく場として、
我が家から目と鼻の先にSTUDIO73という
小さなライブハウスがあった。
そこにはヨーロッパ最古の歴史を持つグロトリアン
のピアノが備えられていた。

私たちはそのSTUDIO73で「時への橋」という
小さなコンサートを開始。
それは、STUDIO73の主催公演
「高瀬佳子・素顔の作曲家たち」という
コンサートシリーズに発展して、
今回15回目の「作曲家たちのあこがれ」を迎える。

STUDIO73は、全ての主催公演を
今年いっぱいで終了することとなり、
スタジオ主催としての「素顔の作曲家たち」は、
今回が最後ということになる。

もちろんSTUDIO73は貸しスタジオとして、
またグロトリアンピアノもそのシンボルとして、
これからも存続していくのだが、
私たちもこれを節目として、
地元での活動を新たに考えていく時期に
さしかかっているのかもしれないと思う。

私たちの20年近くの音楽活動を、
ホームグラウンドとして
最も身近にな場所で支えてくれたSTUDIO73と、
主催者の川中洋子さん、
そこに集って下さった多くの方々の暖かい拍手に感謝して、
コンサートを迎えたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「素顔の作曲家たち」〜高瀬佳子コンサートシリーズ in STUDIO 73

第15回★作曲家たちのあこがれ[2回公演]

作曲はかなりのエネルギーを必要とするものですが、
その原動力にはきっと、
作曲家たちの汲めども尽きないあこがれの気持ちや、
想い描くユートピアがあったはず。
それらを共に探りながら名曲をお楽しみください。

〜Program〜
J.S.バッハ イタリア協奏曲
シューマン アベッグ変奏曲 Op,1
ベートーヴェン ソナタ第17番「テンペスト」Op,31-2
ラヴェル 水の戯れ
バルトーク アレグロバルバロ
ショパン スケルツォ 第2番

日時:[第1公演]2009年10月23日(金)6:30p.m.開場 7:00p.m.開演
[第2公演]2009年10月25日(日)2:30p.m.開場 3:00p.m.開演

出演:高瀬佳子<ピアノ>
                     
会場:STUDIO73(大阪府高槻市高槻町6-26)
JR高槻駅より徒歩3分
阪急高槻市駅より徒歩5分

料金:前売券¥3,000、当日券¥3,500


予約・お問い合わせ:STUDIO73 Tel=072-661-7300
            E-mail=studio73@saxonz.com
       URL=http://www.saxonz.com/studio73/

PageTop

あした天気になる?高槻上映会2


昨日は赤坂のMAスタジオで音楽入れ。
音楽時間約10分の短編でしたから、
楽々の日帰り仕事でした。

さて、「あした天気になる?」高槻上映会まであと1ヶ月あまり。

私が音楽を担当したことがきっかけで、
高槻に住む人達が実行委員会を結成。
これまでに数回の話し合いを重ね、
9月12日には試写会も行われました。

しょうがいを持っている方々のドキュメンタリー映画というと、
重苦しいものを想像されるかもしれません。
しかし、この映画は、しょうがいを持った若者たちが、
日々を一生懸命生きる姿を通して、
我々が日々の暮らしの中で忘れてしまったものを
思い出させてくれるものとなっています。
一般の人たちにこそ観て頂きたい、そんな映画です。
写真は、代表の梶谷忠大さん(向かって左)と、
事務局マサラバザールの横山さん(同右)。

「あした天気になる?」オフィシャルホームページ
(予告編も観られます。音楽も聴けます)

-----------------------------------------------
ドキュメンタリー映画「あした天気になる?」高槻上映会詳細
[日時]
11月28日(土)

[会場]
高槻現代劇場 市民会館4階402集会室
(〒569-0077  高槻市野見町2-33 )
阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分 JR京都線「高槻駅」から徒歩12分

[上映時間]
★11:00〜12:30  第一回上映

★13:00〜14:30  第二回上映

★14:45〜16:15 対談と演奏
対談:
宮崎信恵氏(「あした天気になる?」監督)、
田中幹夫氏(弁護士・滋賀サングループ事件弁護団長)
演奏:
布施和生さん 下嶋千佳さん 高瀬佳子さん

★16:30〜18:00  第三回上映

*各回完全入替制
(「対談と演奏」のご入場時に限り、チケット半券提示をお願いします)

会場
高槻現代劇場 市民会館4階402集会室
(〒569-0077  高槻市野見町2-33 )
阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分 JR京都線「高槻駅」から徒歩12分

入場料1200円 
(当日1500円 しょうがいのある方、小中高校生 500円)

主催 あした天気になる?高槻上映実行委員会(代表:梶谷忠大)

後援
高槻市・高槻教育委員会・財団法人 高槻市文化振興事業団
社会福祉法人 高槻市社会福祉協議会・高槻市障害児者団体連絡協議会
高槻市ボランティア連絡協議会・高槻作業所連絡会
高槻市人権まちづくり協会

問い合わせ マサラバザール 072-681-3445

PageTop

Jody Redhageさんと浄焔

ニューヨークで私のチェロとピアノのための「浄焔」が
演奏されたという情報を頂いた。

とはいえ、それはずいぶん以前、今年の4月の話。
かれこれ半年前のこと。

演奏されたのは私の作品の最良の理解者の一人である、
ニューヨーク在住のピアニスト、佐藤ローデン千恵さん。
そして、チェロはJody Redhageさん。

私のようにクラシックの流れをくむ作曲家は、
五線譜に詳細に楽譜を書き込む。
我々の楽譜には、他のジャンルの音楽家の用いる楽譜に比べて、
比較にならないほど多くの情報量が書き込まれているから、
それを演奏するに見合う技量を持った演奏家であるならば、
楽譜さえあれば、いつでも、どこでも、誰にでも演奏できる。
民族、言語の枠を超えて、楽譜という国際共通語を手がかりに
作曲家のメッセージが解読され、再現されるのである。

現在のあらゆる芸術の中で、このような形態を取るのは
私の知る限り、クラシック音楽だけだろう。

もちろん楽譜といっても万能なわけではない。
生きてきた文化圏や、生きてきた時代、
性別や年齢等によって、
再現される音楽は、全く違ったものとなる。
作曲家である私が、思いもよらなかったような
解釈に出会うこともしばしば。
それが我々の仕事の醍醐味とも言える。

Jodyさんは、「浄焔」をニューヨークで何度も演奏されている。
昨年のCornelia Street Cafeでのライブや、
何年か前にあった私の個展等々・・・

でも私はその演奏を聴いたこともなければお会いしたこともない。
(というか、アメリカに行ったこともない)
どのような経歴の方かも全く知らない。

遅まきながらインターネットで検索してみたら、
チェリスト、作曲家、声楽家として、
ニューヨークの音楽界で精力的に活躍されている方とのこと。
そしてなんと、彼女の動画を発見。
エネルギッシュな演奏、そして透明な歌声、
ニューヨークのコンテンポラリーミュージックの熱気を
体現されている方だということをはじめて知った。

ジョディさんと千恵さんの「浄焔」、一度是非聴いてみたいものである。

Jody Redhageさんの演奏、Fire In July
http://vimeo.com/5046867

PageTop